愛媛県今治市の子どもたちが市中心市街地を活性化するために「あったらいいな」と思う建物を自由に描いた「いまばりのまちをつくろう絵画コンクール」の作品展示が12日、同市片原町1丁目のみなと交流センター「はーばりー」で始まった。13日まで。
 建築やまちづくりに関心をもってもらおうと県建築士会今治支部が2009年から毎年開催。市内の小中学校から集まった356点を展示している。
 帆をソーラーパネルにした帆船型のビルや、頂上に天文台を設置した高さ1000メートルのホテルなど趣向を凝らした力作がずらり。最優秀にあたる今治支部長賞に選ばれた「海のグラス」は建築士が模型化。すしレストランや図書館、音楽ホールなどを備えた海中2階、海上2階の透明なガラス瓶型の建物を再現した。
 13日は同所で入賞作品22点の表彰式がある。